マイクロソフトがクラウドゲームに「鍵」をかける:Game Passは月15時間まで、超過分は追加料金
マイクロソフトは11月より、Game Passのクラウドゲームに月間のプレイ時間上限を設ける。最上位のUltimateは月15時間、Premiumは10時間、入門のEssentialはわずか5時間で、超過分は別途購入となる。
Xboxが発表した当日、プレイヤーから飛び出した最も辛辣な一言がこれだ。「ゲーム界のNetflix」を謳っておきながら、真っ先にNetflixの時間制限の手口を覚えた、と。9月3日、マイクロソフトは11月からGame Passのクラウドゲームに月間のプレイ時間上限を設けると発表した。最上位のUltimateは月15時間、Premiumは10時間、入門のEssentialはわずか5時間で、超過分は別途購入する必要がある。ここ数年の「サブスクに入ればクラウドプレイは無制限」という時代は、正式にカウントダウンに入った。 クラウドゲームは長らくXboxの看板だった。本体を買わなくても、スマホ・テレビ・古いPCで3Aタイトルが動き、Game Passのサブスクリプションにそのまま付いてくる。マイクロソフト公式の説明は、「信頼性と性能への投資を続ける」ために利用とコストのバランスを取るというもの(CNBC)。さらに「影響を受けるのはGame Pass加入者のわずか4%程度」というなだめの一言も添えた。しかしプレイヤーは馬鹿ではない。発表の前後、Xboxのアカウントログインとゲームライブラリのサービスがちょうど大規模な障害に見舞われ、BBCまで報じたところだった。片手で謝りながら、もう片方の手で時間制限をかける。この「お前のためだ」という説教臭いスープは、なかなか飲み込みづらい。 まず、どれほど細かく計算しているかを見てみよう。3つのプランの価格と時間を並べるとこうなる。Ultimateは月22.99ドルで15時間、Premiumは月14.99ドルで10時間、Essentialは月9.99ドルでわずか5時間。ヘビーユーザーが月60時間クラウドプレイすれば、超過分の45時間はすべて追加時間パックを買わねばならない。広く読まれているのは、マイクロソフトがクラウドゲームを「サブスクのおまけ」から「別途課金できる付加サービス」へ作り替えようとしている、という解釈だ。価格は未発表だが、刃はすでに振り上げられている。 比べると刺さる。2020年にxCloudがGame Passとともに展開されたとき、マイクロソフト幹部の売り文句は「クラウドゲームは本体の世代交代サイクルを壊す」というもので、まるで計算リソースがタダであるかのような口ぶりだった。6年が経ち、物理の法則が勝った。クラウドゲームは1時間プレイするごとに、クラウド上の本物のGPU計算リソースを占有し、そのコストは通常の動画トラフィックをはるかに上回る。Netflixが燃やすのは帯域、マイクロソフトが燃やすのはグラフィックカードだ。「ゲーム界のNetflix」という言い回しは今や皮肉に聞こえるが、それはNetflix自身が2023年からパスワード共有の取り締まりや広告付きプランを推し進めてきたからでもある。サブスクリプションの世界における「無制限」とは、常にマーケティングの修辞であり、約束ではないのだ。 視野を広げれば、9月第1週のマイクロソフトのニュースはこれだけではない。海外メディアは、マイクロソフトのゲーム部門がこの1年余り繰り返してきた複数回の人員削減が業界に与えた打撃を総括しているところだ。老舗スタジオのDouble Fineはマイクロソフト傘下から離れ、独立に戻ったばかりだが、その過程でも人員を削減した。片方で人を切り、もう片方でサブスクサービスを減量する。「プレイヤーファースト」というスローガンへの信頼は、少しずつ削られていく。 ビジネスロジックから言えば、マイクロソフトのこの一手は悪手ではない。クラウドゲームは今も一部の人の玩具であり、4%のヘビーユーザーに上限を設けることで、クラウドサービスのコストが予測可能になる。上場企業にとって、滑らかなコスト曲線は「無制限に遊べる」という言葉よりもはるかに価値がある。さらに深い層では、これは2026年におけるサブスクリプション業界全体の集団的な方向転換だ。金を燃やして成長を買う段階から、1件あたりの客単価を細かく計算する段階へ。ゲーム業界はとりわけ顕著で、本体ハードが売れない今、サブスク数はマイクロソフトがウォール街に語る最も重要なストーリーになった。そしてストーリーを美しく見せるには、数字が制御可能でなければならない。 マイクロソフトの弁護を二言だけしておこう。影響範囲は確かに小さく、4%という数字が示す通りだ。しかも渡されるのは「上限」であって「締め切り」ではないから、ライトユーザーはほとんど何も感じないし、ヘビーユーザーは明瞭な価格で追加時間を買える。こっそり画質を落としたり、静かにライブラリを縮めたりするよりは誠実だ。クラウドゲームのインフラは本当に金がかかる。制限を設けずに体験が劣化すれば、最後は全員が損をする。ただ、「信頼性のためにあなたを制限する」という修辞は、かつてのNetflixの「共有を潰すために値上げする」という言い訳と、あまりにも味が似ている。 コストは理解するが、そのレトリックは買わない。本当の悪いニュースは15時間という数字ではなく、方向性だ。プラットフォームが「99%の人は影響を受けない」と第一刀を振るうための枕を敷き始めたら、必ず第二刀が来る。今日はクラウドゲームの時間制限、明日は?ダウンロード速度制限?古いゲームの配信停止?サブスク最大の嘘は、自分が所有していると錯覚させること。最大のリスクは、失うことに少しずつ慣れてしまうことだ。私の考えすぎであってほしい。なにしろ私のXboxは3か月も電源を入れていないので、時間制限される資格すらないのだから。 あなたは毎月クラウドゲームを何時間プレイしますか?15時間で足りますか?それとも私と同じで、本体はとっくにホコリをかぶっていますか?ぜひ [Gghubs](https://www.gghubs.com/ja/) のコメント欄で、あなたのサブスク請求書を語り合いましょう。